個展のお知らせ


瀬川智貴展 ー還る旅路ー
11/30(月)〜12/6(日)、銀座ギャラリームサシにて個展をいたします。案内状は、以下のような感じになりました。今年還暦を迎えたことを記念して、表面は思い切って緋色にしてみました。 タイトルは「還(めぐ)る旅路」です。地元鎌倉周辺の絵に加え、今回は曾て何度も描いてきた風景を、現在の自分の眼がどう捉え描けるのかというコンセプトで取組みました。昨年、ヴェネチアには20年振り、奥入瀬には10年振りに再訪し取材したものを、うねる様な線描と厚みを持たせた点描で描いております。 まだまだ油断のならない状況ではありますが、万全の対策をとって皆様のご来場をお待ちしております。




(DMより) 昨年20年振りでヴェネチアを再訪。その全く変わらない光景を前にした時、自分が悶々と悩み描いていた若き日々のこと がふと蘇り、タイムスリップした感覚に襲われ、涙が出た。 人生という旅路の中で縁あって出会えた場所、それを今現在の自分がどのように感じ、見て、描けるのか…。 変わらない ものの前に対峙し、変わってゆく自分の心を見つめる。 風景を描く喜びはそういうところにあるのかもしれない。
瀬川智貴

還暦を迎える瀬川氏に千利休の道歌が重なる。
  『稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一』
画道を歩む人の「もとのその一」を、ムサシにて踏み初めていただけること、またそれが、当廊二十五年目に叶いしこと、ただならぬ兆しに逸る心おさえ、声を大に、お運びをお待ち申し上げるのでございます。
ギャラリームサシ 支配人 石田純子

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