• これから絵を始めてみたい。
• もう一度 基礎から絵を学びたい。
• 表現力・技術力を高めたい。
• 旅先の想い出を絵に留めたい。
• 絵を描いて充実した人生を送りたい。

初めて絵を描いてみようと思った時、あなたはどんな画材を選びますか？「油絵は難しそうなので、とりあえずお手軽な水彩画でも…」なんて考えてないでしょうか？

実は紙の白さを生かす水彩画こそが一番難しく綿密な計画がないとついやり過ぎてしまい、一旦濃く塗ってしまうや後戻りが出来ないという初心者には失敗しやすい画材だったのです！　そこで初心者の方にはパステル画から入られることをお勧めしております。パステルカラーという言葉の通り、その柔らかい色調が特徴の画材は、色の微妙な調子を学ぶのにとても適しており、水彩画を描く過程とは逆な、暗→明へと色を重ねていくため初心者の方が陥りやすい色の収拾が付かなくなることが少ないのです。また鉛筆デッサンの後に着色していく水彩画とは違い、色と形を同時にたちまち描けるパステル画は、夕暮れの空や花の変化する姿など、短時間でイメージを捉えるのに向いています。

一方、油絵は何度も色を塗り重ねてこそ出せる深い色調や、ツルツル、ゴツゴツとした絵肌が独特の魅力で表現の幅も広く、やればやるほどその深さに魅了されてゆきます。パステル画と同じ色の重ね順のためパステル画から油絵にはとてもスムースに移行できるのです。このように扱い易い画材で描く楽しさを体験しながら、自然に技術を身に付けていくメソッドで習得されると良いでしょう。途中で挫折しないためには、パステル画→油彩画、そして最後に水彩画へと向かわれるのが理想的です。